【RPAを使うメリット】
【本業が働き甲斐改革に】
今まで人がやることが当たり前だった定型業務を自動化することで、それまで従事していた従業員の専門知識を非定型業務などに生かすことができます。
【生産性向上】
従業員を定例業務以外に集中させることで、業務の生産性を高めることができ、RPAを活用し正確に短時間で処理が可能。労働時間や集中力に左右されず処理量そのものがアップします。
【急激な社会変化に対応】
2020年からのコロナ過による様々間制限や急激な変化に対応するだけで精一杯の企業も多くあったと思います。RPAを使うことで人と時間の余裕を生み出し、また人材不足の中でも様々な働き方に対応できるしくみとして人材確保にも繋がります。
【RPAを使うデメリット】
【作業の向き不向きがある】
繰返しの単純作業以外、人間の判断が伴う様な業務はRPAは向かないと言われています。特にコミュニケーションが必要なのは向きません。
【業務の取捨選択が必要】
社内行うのどの部分をRPAを活用するのか?業務の洗い出しと検証が必要。
【コスト負担】
RPA採用コストと人件費を比較し負担になる場合があります。
RPAの導入ポイント
- 業務の洗い出しと整理
- シナリオ制作
- 検証と修正の繰り返し
RPAの導入を迷われるケースの多くが「効果を測定しにくい」「効率アップすると従業員にやってもらう仕事がなくなる」といったお話を聞きます。
しかし、RPAは人の作業負担を軽減するツールであって「仕事を奪うもの」ではありません。今まで同じ仕事のやり方を繰り返し、これからも同じことができるとは限りません。
2020年からのコロナ過の様な急激な環境の変化に対応するだけで精一杯になると、やり方をそこから考えている間に企業の体力は奪われていきます。
また、1日8時間、勤務時間を過ごすための仕事から、仕事を完了させる仕組みに変わりつつある世の中で、ライフとキャリアの関係にも影響を及ぼします。
様々な働き方が浸透する中でも必要な人材を確保し、本業を継続し続けるツールとしてRPAを導入することも経営環境の変化に対応することに繋がります。
クラス | 主な業務範囲 | 具体的な作業範囲や利用技術 |
クラス1 RPA(Robotic Process utomation) | 定型業務の自動化 | 情報取得や入力作業、検証作業などの定型的な作業 |
クラス2 EPA(Enhanced Process Automation) | 一部非定型業務の自動化 | RPAとAIの技術を用いることにより非定型作業の自動化 自然言語解析、画像解析、音声解析、マシーンラーニングの技術の搭載 非構造化データの読み取りや、知識ベースの活用も可能 |
クラス3 CA(Cognitive Automation) | 高度な自律化 | プロセスの分析や改善、意思決定までを自ら自動化するとともに、意思決定 ディープラーニングや自然言語処理 |
参照:総務省調査 RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)