人材マネジメント


当社では経営方針を理解、腹落ちさせ事業戦略に基づいた事業の遂行とその為の人材を育てるマネジメントを実施しています。事業継続に必要な人材を「採用」と「育成」で獲得する為のポイントは以下の通りです。

経営方針会社のありたい姿、理想、目指す方向性、経営者の想いなど事業を通じて実現したいこと
事業方針経営方針を実現のために実行する具体的なとりくみと手段、その時期
人材方針事業方針を遂行するために必要な人材の獲得方針のこと。既存従業員の育成に加え、外部からの獲得方針

既存の新卒一括採用や補充型採用だけではなく、事業の継続に必要な人材を採用と育成の両面から考える必要があります。その際に重要なのが経営理念を実現するための各種の方針、特に経営方針、事業方針、人材方針の3つは重要な要素です。つまり、従来の様に足りない人材は補う事だけでは、事業の継続性が成り立たなくなってきています。特に中小零細企業においては、それが顕著に見受けられます。

事業の持続性を担保する3方針

【経営方針】

経営理念に基づいた経営方針が明確にであるか?経営方針を理解して実行できる人材が社内にいるのか?経営の舵をにぎる経営者にとっては大変重要です。当社では現経営者だけでなく、次世代の経営者を育成するマネジメントを実施しています。

【事業方針】

経営方針に基づくこの先の事業方針と実現時期が示されているか?そしてそれが従業員の間で役職、性別、職種関係なく共有されているか?また各自が具体的な日々の行動に落とし込めているか?売上向上という方針があってもそれは手段です。売上を上げることでどの様な経営方針、理想を目指すのか?経営者だけでなく職種問わず巻き込んだ全社一体の方針が理想。

【人材方針】

経営方針、事業方針に基づく人材の獲得方針が従業員間に浸透し実行されているか?新卒、中途採用においてもその方針に基づいて実行されているか?また、入社後のギャップは少ないか?ギャップがある場合解消に向けたとりくみがされているか?

中小零細企業の方が効果が出る!


「人材育成は大手企業の方が向いている・・・」というイメージがありますが、実は中小零細企業の方が真剣にとりくむとその効果は早く実感でき、事業への良い影響を与えます。その理由は・・・

  • 柔軟性があり、変化に対応しやすい
  • 効果が五感的にもわかりやすい
  • 全社的な浸透が早い

【柔軟性があり、変化に対応しやすい】

中小企業は大手企業の様に細かく明確に部署が分かれておらず、複数の業務を掛け持ちすることが多い。部署横断的な効果を得やすく、単独でとりくむよりも費用を抑えやすい。

【効果が五感的にもわかりやすい】

1つのことにとりくむことは結果的に全社的なとりくみになり、効果も複数の視点で確認しやすい。その一方、焦点を絞った取り組みにすることが重要である。

【全社的な浸透が早い】

人材育成にかける時間の為に仕事をいかに効果的な成果につなげるのか?代わりの人間がいないため逆にいかに効果的に目的を明確化して取り組むかがポイント。特に中小企業は取り組みが即事業に影響を与える為、影響力が大きい。