SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。これを達成するために17の課題169のターゲット、232の指標があります。採択当時の国連加盟国が全会一致での可決であり、全業種・全世界・全人類共通の目標であるため、ここに該当しない人や仕事は存在しないといえるものと考えます。
【中小零細企業がとりくむべき理由】
- 企業の生存戦略のため
SDGsやESG投資という言葉が浸透し、またビジネス自体の国境がなくなりつつあり、大企業を中心にこれらの取り組みが「とりひき条件」になってきているケースも増えています。様々なステークホルダーとの関係は生存条件そのものになってきていますが、中小企業で取り組んでいるところは少ないので、取り組みを通して先頭グループ入りし、持続可能な企業であり続けましょう
- 本業で利益を出し、持続可能な企業であるため
良い取り組みをしているのに様々な理由からそれが続かないことがあります。その理由の一つが財源的な問題です。また、取り組んでいる内容が自社の事業にあっていない、時間外にやっているなどで社員の納得感、満足感が満たされていない場合もあります。SDGsは様々な社会課題が網羅されているのでこの課題への取り組みを通して本業を伸ばし社会課題の解決に進んでいけるのが中小企業です。
- 働く人が活躍できる職場づくりのため
SDGsやESG投資という言葉が浸透し、日常生活でも見聞きする機会が増えてきました。また学校教育でもESD教育、STEAM教育が進み社会課題を解決することがネイティブになってきている人材が活躍できる場を作り出すことが次の世代への続いていく企業の礎になります。次世代の担う人材からも市場からも選ばれる企業のために目を向けてみませんか?
【当社のとりくみ状況】
すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。
ターゲット4‐7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
ターゲット8‐6
2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。
持続可能な生産消費形態を確保する。
ターゲット12‐8
2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
ターゲット17‐17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。